ロッキートップではメインとする二つの音楽ジャンル(ブルーグラスとカントリー)からライブのバンド演奏を楽しんでいただけます。
BLUEGRASS ブルーグラス・ミュージックとは?

ブルーグラスとはアメリカで生まれたアコーステックなアンサンブルを奏でるストリングバンド音楽のこと。基本的な楽器編成はバンジョー、マンドリン、ギター、ベース、フィドル(バイオリン)、ドブロ(ハワイアン・スティール・ギターが発展した物)の6種類で、電気を一切使わないアコースティックな表現方法が魅力。特にバンジョー、マンドリン、ドブロは音色や弾き方に特徴があるため、とても新鮮に感じる。また、多くの楽曲にソロの歌とハーモニーが伴い、様式美−スタイルとバンドメンバー各個性のインプロバイズ(アドリブ)と技量を楽しむ音楽でもある。

ブルーグラスのルーツはアメリカの開拓時代にさかのぼる。米国南東部、アパラチア地方の山岳地帯(ヴァージニア州、ウエストヴァージニア州、ケンタッキー州、テネシー州、ノースキャロライナ州、サウスキャロライナ州にまたがる地域)に移住したアイルランド系やスコットランド系移民の音楽、アフリカから奴隷として連れてこられた黒人達の音楽などが融合して新しい音楽が生まれた。現在、このアパラチアの山岳地帯から誕生した音楽スタイルはオールドタイム(マウンテンミュージック)と呼ばれ、ブルーグラスの原型として知られている。

1939年、ビルモンローがBill Monroe & His Bluegrass Boysを結成。1946年、オールドタイムから発展した単なるストリングバンドの一つであったこのバンドに転機が訪れる。ビルモンロー(マンドリン)、レスターフラット(ギター)、アールスクラッグス(バンジョー)、チャビーワイズ(フィドル)、ハワードワッツ(ベース)というバンド編成により、これまでのどのストリングバンドのスタイルとも全く違った新しいサウンドが生れた。バンドの人気は決定的なものとなった。模範するバンドが相次ぎ、まだ無い彼らの様な楽器構成とスタイルのバンド音楽をビルモンローの故郷にちなんだバンド名から「Bluegrass スタイルの音楽、Bluegrass」と呼ぶようになった。この時から、この新しい音楽スタイルを作り上げたビルモンローは一つの音楽形態の創設者、「ブルーグラスの父」と呼ばれるようになる。

1946年以降、ブルーグラスの中にも様々なスタイルが生まれ、色々なジャンルの音楽との融合をしながら現在に至っている。アリソンクラウスのアルバムが200万枚のヒットを記録するなど、カントリー、ジャズ、クラッシック界などでも高く評価されている。なお、ブルーグラスはその歴史的経緯からカントリーミュージックの分野の一つとして語られる事も多い。しかし、独特の楽器編成と奏法(マンドリンやバンジョーを使用し、エレキギターやドラムスを使用しない)から、全く独立した音楽ジャンルとして理解すべきであるという意見もある。

文章参照/Blue Grass http://www.blue-ridge.jp/blue-grass/index.html

Sample

・アーティスト名をクリックするとサンプル用の曲が試聴できます。
Bill Mouroe & His Blue Glass Boys | ♪ Flatt & Scruggs
David Grisman | ♪ The David Grisman Quintet | ♪ John Hartford
Del McCoury | ♪ Alison Krauss | ♪ Bela Fleck
New Grass Revival | ♪ Leon Russell & The Newgrass Revival

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What's Bluegrass music?What's Country music?